計算のたびにコピー&ペースト?Jisuan が減らしたいひと手間
Chrome の対応入力欄で計算し、結果を確認して挿入。テンプレートと個人定数で、繰り返し使う方法も保存できます。
見積書を入力しているとき、空の金額欄が 1 つあるだけで作業が途切れることがあります。
単価、数量、送料は目の前にあります。計算方法は分かっていても、電卓を開き、数字を入力して、結果をコピーして戻します。1 つの欄が埋まると、また別の計算が現れます。
1 回は短い時間で、慣れた作業です。慣れているからこそ、情報を入力している場所を離れなければ計算できないのはなぜか、と考える機会が少ないのかもしれません。
Mac 用ツール Jisuan(ブランドキーワード:usejisuan)は、この小さな問いから出発しました。
対応する Chrome のウェブ入力欄で式を入力し、ショートカットを押し、計算候補を確認して、選んだ結果を現在の欄に挿入できます。例えば「=36000+8500」と入力すると、44,500 が得られます。
式も答えも同じ場所にあります。フォーム入力中の人にとって、ウィンドウの切り替えが 1 回減ることは、注意が中断される機会が 1 回減ることでもあります。
計算を近くに置き、繰り返す仕事を保存する
作業支援ツールを初めて使うときは、何手順減るかに注目しがちです。しばらくすると、昨日も使った計算を今日また組み立て直すのはなぜか、という別の問いが出てきます。
サービスの見積もりは、いつも作業時間、時間単価、固定費から成るかもしれません。注文数量では、箱数を個数に換算する作業が繰り返されるかもしれません。数字は変わっても関係は変わらないことがあります。
Jisuan では、その関係をテンプレートに保存し、よく使う値を個人定数として持てます。次回はテンプレートを開き、今回のパラメーターを入力し、挿入したい結果を選びます。
計算の価値は、その場の答えだけではなくなります。結果だけでなく、また使える方法も残せます。
式をメモに保存したり、古い表計算から方法を探したりしている人にとって、慣れた計算を同じ場所に置き、明示されたルールで確認できるのは実用的な違いです。
答えは表示しても、判断は利用者に
便利にすることは、すべての操作を自動化することではありません。
Jisuan は候補の表示、利用者の確認、挿入の順に進みます。結果が出たら確認し、現在の入力欄に入れるかどうかを自分で決めます。利用者の代わりにウェブフォームを送信することはありません。
現在は、macOS のアクセシビリティ機能で認識できる Chrome の標準 HTML テキスト入力に対応しています。ウェブ表計算などの複雑な入力領域は対象外です。小さな計算によってたびたび中断される、ウェブページ上の仕事に焦点を当てています。
ツールの価値は、使う人に仕事の進め方を組み替えさせないことにある場合もあります。
フォームはそのままで、見積もりも利用者自身が決めます。Jisuan は計算を少し近くに置き、繰り返し使う方法を保存して、目の前の仕事を進めやすくします。
Jisuan — 入力しているその場で計算。